2009年最後の日。降り立ったのは、モアイのいるイースター島(ラパ・ヌイ)。
チリ本土時間で夜中1時過ぎに飛び立った飛行機は、
本土時間で7時ごろ、イースター時間で5時ごろに到着。
そう、同じチリだけど、イースター島では2時間戻ってしまう。
真っ暗な中、空港に降り立つと、満月が向かえてくれた。
先に行っていたみんなが予約してくれていたミヒノアという宿のキャンプサイト。
ちゃんと迎えに来てくれていて、花飾りをもらって、
くたくたでイースターに着いた!っていう実感もまだわかないまま、、
宿のテントへ行き、先について寝ていたゆうちゃんとまさくんを起こし、、
そのテントに入れてもらって、、一眠り。。
飛行機は6時間近く乗っていたんだけど、、、
私が旅に出る前に見た大好きな映画『In to the Wild』がやってて、、
眠くて眠くて、、落ちそうになりつつも、、ついつい熱中してみてしまった。。
というわけで、、飛行機でもほとんど寝れてなかったんだけど、、
イースターに着いたって、、ちょっと興奮気味のこともあってか、、
テントでもほとんど寝ることができず、、日が昇って、、
テントの中は蒸し風呂状態。。。「暑っつ!!」と起き出し、、
とりあえず、シャワーを浴びて、ラーメンを食べて、、
ちょっと落ち着いた、、と思ったら、、出発!!
先についていたあつしくん、あやちゃんカップルと、
ゆうちゃん、まさくん、そして、ビーニャから到着したばかりのみつさん、ゆたかくん、私。
総勢7名でレンタカーを借りて、明日の日の出まで、
イースター年越しを満喫しよう!!というのです。
事前にいろいろ考えて予約をしてくれてたみんなに本当に感謝。
朝は少し雨が降ったりして、雲行きが心配だったけど、、
空には青空が少しずつ広がっていって、、
海沿いを歩きながら、レンタカー屋さんへ向かう。
レンタカーを借りると、早速、モアイ巡りへ。
Ahu Akiviのモアイは7体。
唯一、海を見て立っているモアイが見られる場所。
初めて間近で見るモアイに感動。
なんてかっこいいんだろう。
みんな思い思いに写真を撮ったり、おおはしゃぎ。
そんな初モアイを満喫して、いざ車で次へ!
と思ったら、車が故障!?
たまたま通りかかったチリ人のご夫婦。
旦那さんがなんとエンジニア!ということで、、
ボンネットを開けて、なにやら接触を調節して直してくれた!
なんて、、かっこいい!!そして、、なんてラッキー!!
さらにテンションも上がった私たち。
荷台で気持ちの良い風を浴びながら、、
次の目的地へと向かっていく。
もちろん、モアイも素敵なんだけど、、、
私が感動したのは、この島の自然と景色!!
自然大好き、山も海も大好き!!な私としては、、
この島、、最高のロケーションです。ホント。
気持ち良すぎる!!
日焼けも気にせず、荷台でものすごい振動と風に耐えながら、、
ひたすら、その景色を目に焼き付ける。
そして、次に到着したのは、、ビーチ!!!!!!
青い海、白い砂浜。。これぞ、私の求めていたビーチ。
カリブ海以来、、久々にやってきた、、これぞビーチ!!(しつこい。。)
ビーチに走っていきたくなるのを我慢(苦笑)して、、、
まずはそんなビーチの近くのモアイに会いにいく。
Ahu Nau Nau。帽子をかぶったモアイたち。
モアイ越しのモアイ。
ビール越しのモアイ。Ahu Ature Huki。
ここまで見たら、、高いのについ買っちゃったビールも飲み干し、、
みんながまだ写真撮ってるってのに、、
ひとりビーチへ走っていって、、水着で海へ!!
波に乗って、ひとりおおはしゃぎ。
途中、チリ人の家族とも遊んだりして、、
みんながビーチにやってくる頃には既にちょっと遊び疲れ、、
砂浜で一服しながら、日焼けしたり、まったり。
ほんと、、ビーチ、大好き♪
最高!!
ぷかぷかと浮かんで空を眺めてみたり。
時折来る大きな波に飲み込まれたり、乗ったり。
そんな幸せすぎる時間を過ごして、、次のモアイへ向けて出発。
Ahu Tongariki。15体のモアイ。
それぞれ少しずつ表情の違うモアイたち。
何を思ってるんだろう。。
海と山に囲まれた静かな場所。
15体のモアイに別れを告げると、、
次はモアイを作っていたといわれるモアイの切り出し場、Rano Rarakuへ。
ここには、本当にいろんな形のモアイが約600もあるとされ、
一番大きいものは21mもあるのだとか。
丘のあちこちにモアイが雑然と転がっていたり、埋まっていたり。
作りかけのままになっているモアイもいる。
丘の上からは、周りを見渡すこともできて、、
その景色も本当に素敵。
そんな景色を眺めて静かに立ってるモアイたち。
それぞれ、モアイには、表情があるように思えて、
なんだか、1体1体、すごく面白い。
細かい表情をみたりなんかしていると、、全然飽きたりしない。
物思いにふけっているのか、、ちょっと不機嫌なのか、、
少しずつ、日が傾いていって、厚い雲からこぼれる光。
こういう景色って、、何回見ても、感動する。
少しずつ暮れ行く太陽を追いかけて、夕日ポイントへ行くべく、、
20時ごろには、、この気持ちの良い丘ともお別れ。
ビーニャもそうだったけど、イースターもやっぱり夏は夕日が9時過ぎ。
この日の長さ、、本当に嬉しい。。
太陽の光をいっぱい浴びると、やっぱり、元気になる気がする。
2009年最後の夕日。
Ahu Tahaiという街の近くのモアイが夕日ポイントとして有名。
ぎりぎりにたどり着いた私たち。
あいにくの曇り空。
厚い雲に隠れてしまった太陽。
まん丸の真っ赤な夕日ではなかったけれど、、
それでも、やっぱりなんとなく感動的な夕日。
そんな怒涛の一日。。。
まだまだ続く年越しの夜。
宿に戻って、シャワーを浴びて、
宿でのパーティーご飯を食べたら、
街のはずれの広場でやってるライブに行くべく、再度出発!
ライブはチリ人のレゲエバンド。
カウントダウンが終わったあとだけど、
気持ち良い感じで、すっごく好きな音。
こういう音は、ひとりで音楽に浸りきって、踊るのが好き。
後ろの方に下がって、人が少ない広い場所で、
完全に浸りきって、踊りまくる。
同じように音に浸りながら踊ってる子達が
その広めのスペースにはいっぱいいて、
そういう子たちと一緒に踊りを楽しみながら、
まったり、気持ちの良い時間を過ごす。
で、踊り終わって疲れていると、、
現地のクラブへ行こう!とおばちゃんたちに誘われ、
そのおばちゃんの顔パスでクラブに入れてもらって、
お酒をご馳走になったりしつつ、みんなで踊る!
気がつくと、、さっきのライブ会場からどんどん人が流れてきている!?
やばい、、みんなとはぐれたままだった!!と思って、
走ってライブ会場に戻ると、、みんな呆れながらも待っててくれました。。
本当にありがとうございます。。。。すみません。。
で、、みんなでクラブへ。
そのまま朝4時すぎまで踊りまくる!
最高一日。
最高の年越し。
疲れてくたくたなのに、、元気いっぱい。
一緒だったみんなと、出会った人たちみんなに感謝。
長い長い、、怒涛の一日。。
そして、、初日の出へ。。。