ついてなかった、、けど、楽しかったParaguayへの道のり。
ついにブエノスを出発。
夕方6時すぎには宿を出て、6時40分ごろ、
久々に肩に食い込むバックパックを背負って、
くたくたになりながら、バスターミナルに到着。
バスの出発は7時。
宿を出るとき、みさとちゃんにもらった(ありがとう!)
まだ冷たいビールをホームで飲み干し、、
上機嫌でバスを待つ。・・・が、待てども待てども来ない。。
少しくらい遅れるかな、、とは思っていたけど、、
7時15分を回っても20分を回ってもこないバスに、、
さすがの私も不安を隠しきれない。。
まわりにバスの係員はいないし、、
スピーカーから流れるアナウンスを必死に聞くけど、、
それらしい案内はずっとない。。
ついに不安に耐えられなくなって、、
周りの人に聞いてみると、、ちょうど同じチケットの人がいて、
バスは遅れているらしいことがわかって、、一安心。。
そのおばちゃんと「ほんと遅すぎだねー」なんて言いながら、
一緒にバスを待っていると、、7時40分ごろようやくバスが到着。
荷物を預けて、、いざ乗り込むと、、
なんか、私の席の椅子汚れてる??
と思って、ぱっと手で払うと、、「痛っ!」。。
よくみると、、その汚れはガラスの破片。。
一番後ろの私の席の隣の窓が割れていた。。。
「えぇぇ。。。」とかなり凹みつつ、、
ちょっとだけ流血した手のひらを押さえながら、、
バスの乗務員に「窓ガラス割れてるんだけど・・・」と言いにいく。
すぐに確認してくれたおっちゃんは、、
「とりあえず今すぐここ直すから、待って」と。。
直すって、、無理でしょ、、今は。。
てか、、疲れたし、、眠い、、、から、「上に席余ってないの?」と聞いて、
とりあえず、しばらくは上の階の席へ避難。。
とにかくバスは出発。。
1時間ほど走ったところで、停車。
ここでダンボールをテープで固定して、、
簡易窓が設置され、、私も席へ戻る。。
周りのおばちゃんや隣の席のおじちゃんに、
「手大丈夫?」「さっき、ちゃんと掃除してたから」と、、
励まされ、、とりあえず席について、簡易窓を確認。
もう空いてる席もないっていうし、、仕方がない。。
ここは南米。。何を言ったところで解決しない。。
気を取り直して、出された食事を食べて、
とにかく寝る。。が、、寝れない。。。
寒い、、そして、、、うるさい!!
テープで張っただけのダンボールは、、
風を切って、すごい騒音を立てる。。。
ほんと、、ついてないなぁ。。。
とはいえ、、イライラしても、悲しくなっても、、
この状況はあんまり好転しないだろうと判断。。
とにかく頑張って、寝る。。
朝、朝食休憩でレストランに案内され、そこで朝食。
その間に、新しいガラスを入れてくれた。
が、、、その残りの破片で、、また手を負傷。。
もう、、直したら、ちゃんと掃除しといてよ。。。
そうやって遅れまくってるバスは国境へ。
アルゼンチン側のイミグレではんこをもらって、
パラグアイ側では車掌さんがはんこを取ってきてくれて、
やっとこの長く、苦しかったバス旅も終わり。
この頃になると、同じバスのお客さんたちともすっかり打ち解けて、、
マテ茶をご馳走になったり、みんなで話をしたり。
近くに座ってたおじいちゃんには、お菓子までもらったり。
なんか、これでもかってくらいついてなかったけど、
とっても楽しい旅でもありました。
そして、ついにエンカルナシオン到着。
みんなに別れを告げて、宿へ。
ロンプラに載っていたその宿は、、
日系の人がやっていて、日本語応対!
びっくりしつつも、快適なその宿に荷物を下ろすと、
近くのショッピングセンターへ。
お金を下ろして、軽食を食べて、街をお散歩。
なんだか、のんびりしていて、居心地よさそうなところ。
ローカル色満開だけど、、それがまた良い。
楽しくなりそうです。ここも。