久々の遺跡散策。誰もいない遺跡をひとりじめ。
行こうと行こうと思っていたのに、雨ばかりだった日々。
やっと、昨日から晴れ間が出始めたので、
今日はあさからのんびりおでかけ。
バスターミナルでバスに乗って(5,000G)、
近郊にある遺跡、Trinidadへ向かう。
小さなおんぼろバスは満席で出発。
チリ、アルゼンチンは、バスもきれいだったけど、
パラグアイに来ると、一気にそのグレードが落ちる。
ボリビアとおんなじようなグレード。
でも、これはこれで、なんか南米っぽくて好き。
南米の中でも貧しい国のひとつにあげられるパラグアイ。
バスの車窓から見える景色ものどかな雰囲気。
今日、向かうTrinidad遺跡は、
「とにかく期待するな」とロンプラにも情報ノートにも書いてあって、
そういわれると、逆になんだか期待してしまう。
1時間で遺跡の入り口近くで降ろしてもらって、
ゆっくりと遺跡に向かって歩いていく。
その景色がまたのどかで素敵。
遺跡について、25,000Gの入場料を払う。
このチケットにはJesus遺跡の入場料も含まれるとか。
ここから、またバスかタクシーで行かなきゃいけないので、、
今回は、行かないけど。。。
また、木曜から週末までは夜に、音と光のショーがあるとか。
誰もいないなか、ひとり遺跡へ向かう。
静かな雨上がりの雲の中、
ところどころに広がり始めた青空が顔を出して、
遺跡を見ながら、のんびりお散歩。
Trinidad遺跡は、18世紀にイエズス会が原住民グアラニー族への宣教の目的で造ったミッション遺跡。
ミッション集落というのは、イエズス会が原住民への宣教を目的として、
定住、共同生活の場として造られた集落のこと。
ミッション遺跡としての規模も大きく、保存状態も良いことから、
世界文化遺産にも登録されている。
中央の大聖堂には、水瓶や像なんかが残っていて、
その赤い石レンガの建物が青空と生い茂る緑の中に、
すごくきれいに映えている。
実際、長くは続かなかったみたいだけど、、
グアラニー族と宣教師たちの共同生活。。
ちょっと想像しづらい。。。
1時間ほど、のんびり歩いて、
誰もいない遺跡をひとり占め。
本当にまったく期待していなかったんだけど、
その小さな遺跡が静かに、広い丘に広がる様子は、
なんだか、とても落ち着く雰囲気で、大満足。
のんびり時間を過ごした遺跡をあとにして、
もと来た道を戻って、帰りのバスを待つ。
その間に酔っ払いに話しかけられ、
帰りのバスの中でも延々とからまれ、、かなりいらっと。。。
せっかく楽しい遺跡散策だったのに。。
エンカルナシオンの街に戻ると、
またのんびりと街歩き。
情報ノートに載っていた日系の人がやってるスーパーで、
なんと、「おまんじゅう」6個入り9,000Gを発見!
公園で買ったおまんじゅうを食べながら、
のんびり過ごして、ネット屋さんでブログを一気に更新して、
充実の1日も終わり。
明日はシウダー・デル・エステに移動。
のんびり充実のエンカルナシオン滞在でした♪