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~旅たび、世界へ!~

雨とトラブル。~Salto Angel Tour 2日目(2)

大雨の後、普段は穏やかな川は少し荒れ模様。

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遅いお昼ご飯をようやく終えると、
荷物をまとめて、また3時間かけてカナイマへのボートの旅。

それも、、あいにくの雨模様。。

帰りに限って、ボートの後ろに乗ってしまい、、
スペイン人の女の子たち3人と一緒に、、
跳ね上がる水をかぶりまくって、、ずぶ濡れ。。

行きとは違って、少し荒れた川を、ものすごいスピードで進むボート。
頭から川の水をかぶったりしながら、、
その上、、雨にも打たれたりしながら、、
だけど、どうにか2時間を耐えて、、無事、到着。

同じように来た道を歩いて戻っていきながら、
途中に滝のあるところにも寄ったりして、、

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ようやく本日の宿泊施設に到着!!
の、、はずだったのだが、、なんと、、人が多くて入れず、、
どしゃぶりに降り始めてきた大雨の中、、
屋根もないトラックの荷台に揺られて、、
別の宿まで移動するはめになった。。。

この時点で、、イライラが溜まっていたツアー客が、、
プツン、プツンと切れ始め、、イライライライラ・・・、、、
と声が聞こえてきそうなほど、、ぴりぴりしたムードに。。

実際、、せっかくボートから降りて乾いた服は、、
宿への移動の間に、どしゃぶりの大雨にやられ、、
これ以上ないっていうくらいのずぶ濡れになってしまい、、
呆れて、疲れて、怒る気すら起きない私ですら、、
「風邪引くから、さっさと部屋のカギちょうだい!」と、、
声のトーンが強くなってしまう。。。

そうやってどうにか部屋に入って、シャワーをして、
服をファンの前に並べると、、夕飯の時間を待つ。

ひとり部屋をもらえて、、今日はご飯たべて、
ゆっくり寝よう、、と、、やっと落ち着いた気分に。。。

・・・なったのもつかの間、、約束の7時半を1時間過ぎても、、
迎えが来る気配が全くない。。。
7時半に迎えが来て、さっきの宿泊施設にご飯へ行くはずだったのに、、
待っても待っても迎えが来ず、、業を煮やしたツアー客の一人が、
わざわざ歩いて、呼びにいって、今度はちゃんと屋根付きのバスがやってきた。。
が、、その刻、すでに9時。。。

完全に激ギレしたイギリス人のツアー客が、ガイドに詰め寄る。
ようやく出てきた質素な食事の間も、、険悪なムードは変わらず、、
今度は逆ギレしたヘススが、ガイドを降りる!と言い出す始末。。

・・・。うんざり。。。

ホントにうんざりです。

怒りだした手前引くことができない英語を話すヨーロッパ人グループ、、
そして、あまり英語を話さないイタリア人、スペイン人グループは、うんざり顔。。

ガイドのヘススに何を言っても、、彼には何もできないだろうし、、
だけど、、何も言わずにいられるものか!っていう人たちの気持ちもわかる。
そして、、とにかく疲れたから、、さっさと部屋でひとりになりたい、、という私みたいな人もいて当然。。

だって、、ここで怒って、トラブルを大きくしたところで、、
どうやっても改善しそうにない雰囲気が漂ってるんだもん。。
疲れたながらも、、良いことばっかり言ってたあのツアー会社め、、
と、、ムカつく気持ちをつのらせつつ、、状況を見守る。

明日の予定をちゃんと新しいガイドに説明させろ!!
と詰め寄る英語ヨーロッパグループたち、、
そして、、なぜかここで、マリオンがヘススは溺れそうになった私を助けてくれたんだ!!
なんて、、わけのわからないタイミングで演説をはじめ、、
「はぁ?だから何?っていうかそのせいであんなに待たされたのかよ」的なしらーっとした雰囲気が作り出され、、
ますます疲れが溜まっていく私。。。

そんなわけのわからない、変な雰囲気のまま、、
二転三転した明日の予定をとりあえず確認して、、
やっと到着したバスに乗って、やっと部屋へ。

明日で終わりのこのツアー。。
ただただ自然を楽しみたかっただけなのに、、
めんどくさいことが多くて、、うんざりです。

だから、ツアーってやだ。
はやくひとり、自由になりたい!!!!

と、、ツアーからの解放を切に願いつつ、就寝。。。

でも、まぁ、明日で最後、いろんなことは無視して、
私はちゃんと楽しんでやろうと思ってますよ、もちろん。