大迫力の氷河。雷のような音をあげて崩れ落ちる様子は圧巻。
カラファテに着いた翌日は、のんびりと宿で過ごして、
その次の日にペリト・モレーノと呼ばれる氷河へ。
Perito Moreno氷河は、全長約45km、表面積は195平方km、
先端部の幅は5km近く、高さは約60mもある。
氷河へはバスで展望台へ行くものと、
氷河トレッキングにチャレンジできるツアーがある。
氷河トレッキングができるツアーは、
Mini IceとBig Iceというものがあって、
それぞれ3時間、6時間ほど、氷河の上を歩く。
アイゼンをつけて氷河を歩いたりするので、
やっぱりそのツアーはかなり高額。。
、、ということで、今回、私はバスで展望台にだけ行くことに。
展望台まではバスで約2時間。80ペソ。
そして、入場料は75ペソ(アルゼンチン人は25ペソ!)。
パタゴニア、、やっぱり高い。。。
バスは9時半にターミナルを出発。
湖や山々を眺めながら、途中、フラミンゴを見かけたりしながら、
少しずつ山の方へと登っていく。。
1時間半ほどで国立公園の入り口に到着。
バスに乗り込んできたチケット販売員に75ペソを各自支払う。
いやぁ、きれいなチケットです。。さすが高いだけあります。
その後、バスは船乗り場に到着。
50ペソで1時間弱のクルーズに行く人はここで一旦下車。
そうじゃない人は、展望台へバスで直行する。
気がつけば外はシトシト雨が降っていて、かなり寒そう。。
展望台だけで4時間近くも時間をつぶせるのかしら、、
と心配になりつつも、、、まぁ、仕方がない。
上下しっかりレインスーツを着込んで、展望台でバスを降りる。
雨の中、目に飛び込んできたのは、、
真っ白に広がる大きな氷河。
きれいに整備された道がいくつもある展望台へ続いていて、
それぞれ、いろんな角度から氷河を眺めることができる。
氷河がこんなに近くにあるくらいだから、、
寒いのは当然なんだけど、、、その上、雨。。
とにかく、、少しでも歩いたほうがいいかな、、と歩きだす。
天気が良かったら、きっとここを歩きまわったり、
座って氷河を眺めたりして、とっても気持ちが良いんだろうけど、、
なんせ、今日は寒い。。。ちょっと残念。。
氷河は本当に大迫力で目の前に広がっていて、
雷のような轟音を鳴り響かせながら、
氷河の一部が崩落していく様子は本当に圧巻。
寒いながらも、、やっぱりその迫力には魅入ってしまう。
その氷河の形や色を眺めていると、、
本当に自然のすごさを痛感する。
近くで見学している人たちと、、「寒いねー」なんて言い合いながら、
写真を撮りあったり、少し話をしたりしながら、、
その雄大な自然の姿を目に焼き付ける。
ごくたまに、雲の合間から太陽の光が薄く差し込むと、
きらきらと白く輝いてみえたりして、、
雨が降ってなかったら、、また違った雰囲気で見れるんだろうなぁ、、
、、と、どうしても思ってしまう。。
El Chartenで見た氷河はもっと小さかったけれど、
青空の下で見れたことと、自分の足でたどり着いた!
っていう達成感が、、もっと感動をくれたのかもしれない。
ひととおり展望台を巡り終えると、、
持参したお弁当のごはんと肉じゃがを食べて、
お土産屋さんをひやかしたり、カフェテリアで暖をとったり。
最後にもう一度、少し氷河を見に行って、、
3時半に来た帰りのバスに早々に乗り込む。。
やっぱり氷河の迫力は本当にすごかった、、けど、、
私としては、、ちょっと物足りない感じがしたかな。。
ツアーとか展望台とかでしか行けないし、、
(まぁ、もちろん氷河トレッキングはガイドが必要だけど。。)
なんせ、、どれもこれも高い!!
そう来ることがないパタゴニアだから、
一度くらい氷河トレッキングを経験してみるのもいいかな、、とは思うんだけど、、ね。
まぁ、、今回は良しとします。