暑いけど、過ごしやすいCaliでの日々。
Caliに着いてからというもの、宿のおかあさんと過ごす時間がとっても多かった。
というのも、宿はロンプラに載ってるわけでもなくって、人も少ないので、
とってもアットホームな雰囲気な宿。
宿泊客は私以外に韓国人の男の子がひとりいただけで、
ドミトリーだけど、、ほぼ一人部屋。
今はお母さんがひとりで切り盛りしている宿なので、
娘や孫が来ては、のんびりお茶を飲んでいったりする。
毎朝、お母さんが淹れてくれるおいしいコーヒーを飲みながら、
お母さんと一緒にいろんなことについて話をしたり、
たまに一緒に買い物に出かけたり、孫と一緒に遊んだり、テレビをみたり。
まるで我が家のような宿。
Caliの街を歩いてみると、ボゴタやメデジンと違って、
黒人がたくさんいることに気づく。
街の雰囲気は、下町っぽくて、よくも悪くもごちゃごちゃしている。
旧市街のセントロには、きれいな教会がたくさんあって、
公園はいつもたくさんの人でにぎわっている。
ちょっと路地に入ると、露天が立ち並んで、
まるで活気ある市場みたいな雰囲気。
そんなにたくさん見所があるわけではないけれど、
このCaliの街の雰囲気はとっても庶民的。
ボゴタやメデジンに続いて第3の都市といわれるCaliだけに、
大きなビルやきれいな新市街には、たくさんのお店やディスコが立ち並ぶ。
でも、なんとなく、ボゴタやメデジンよりも下町っていう雰囲気があって、
なんていうのかな?そんなにきれいじゃなくって、ごちゃごちゃしてるかんじ。
そんな雰囲気がまた私はとても気に入りました。
近くの公園でアルテサニア(アクセサリー売り)の親子と仲良くなって、
マクラメやスペイン語を教えてもらったり、宿に戻ってお母さんと話しをしたり。
すっかりなじんでCali生活を楽しむことができました♪
Avenida 6からAvenida 6Nの通りをまっすぐまっすぐずっと歩いていくと、
大きなショッピングセンターChipChapeに着く。
お母さんたちに教えられて、行ってみると、、
そこは、、大きな大きな大きなショッピングセンター。
大きなスーパーやブランドショップ、それにファーストフード店なんかが、
まるで小さな町みたいに並んでいて、ちょっと歩くと迷子になりそうな大きさ。
ここで、、タワレコを発見!!
久々にこの黄色と赤の看板を見て、つい興奮。。笑
中にはカフェまであって、のんびりコロンビアのタワレコを満喫♪
ここコロンビアは、こんな大きなショッピングセンターや大型スーパーカルフールなどなど、
何を買うにも、生活するにも、ぜんぜん困ることはない。
日本で生活するのと同じような生活を普通にすることができると思う。
中米で常に感じていた不便さはほとんど感じられない。
メキシコ以来の快適な環境だ。
同宿だった韓国人のマルコは、まだ学生で23歳。
でも、スペイン語を習得して、将来、ここコロンビアで働きたいという。
そういえば、これまでの宿でも、コロンビアで働きたい、もしくは働いている外国人にたくさん出会った。
コロンビアの人たちの暖かさやこの国の美しい自然、そして十分生活できるこの環境が、
彼らをひきつけているんだと思う。
マルコや宿のお母さんとは、本当にいろんな話をして、
これからの生活や人生について、いろいろ考えるきっかけをもらった。
韓国での生活や、コロンビアでの生活、日本での生活、
そんな話をかわるがわるしながら、それぞれがそれぞれの人生を振り返ったり、考えたりした。
旅に出ていると、こういう話をしたり、考えたりすることが多い。
いろんな価値観や世界を知って、「人生について」考えると、
ますます複雑に難しくなっていく気もするし、、どんどんシンプルになっていく気もする。
でも、こうやっていろんな人と話をしたり、自分自身考えたりするのって、
本当に素敵なことだし、幸せなことだなぁ、って思う。
世界は、知れば知るほど、広くなっていく気がする。
でも、知れば知るほど、、本当に大事なものはシンプルなものなんだ、、と思えてくる。
Caliでの短いけど、濃い日々。
いろいろと心に響くものがありました。
なんかまだ、、うまくまとまらないけど。。