かわいいタイルの街。だけど、、ちょっと微妙・・・?サンルイスの街歩き。
バヘリーニャスからバスで4時間。
お昼過ぎにサンルイスのバスターミナルに着くと、
ターミナル内にあるインフォメーションで教えてもらって、
市バスに乗って、サンルイスの旧市街へ向かう。
セントロ近くの海沿いにある小さなバスターミナルに着くと、まずは宿探し。
近くて、場所は便利なんだけど、、古くて汚くて微妙、、、
かつ部屋の窓まで割れている部屋。。
バス・トイレ共同で30Rsの宿に、、仕方なくチェックイン。。
にしても、、暑い!!蒸し暑い!!
何もしなくても、汗が吹き出てくる蒸し暑さ。。
この暑さの中、このあまり居心地がいいとはいえない宿、、
これは1泊で充分、、明日には出よう!と即決断。
私にしては、かなりめずらしい1日だけの滞在。
なんか、、街も、、確かにコロニアルの建物が多いけど、、
そこまで観るところがありそうでもないし、、
よくも悪くも生活感があふれすぎていて、、きれいな街並み、、
というには、ちょっと微妙な街の雰囲気。。
とりあえず、荷物を置いたら、早速、観光へ。
レンガの壁が続くコロニアル調の古い建物が並び、
確かに、、まぁ、、きれいといえばきれい、、、
なんだけど、、世界遺産に登録されるほどかしら??
という微妙な印象で、、あまりテンションが上がらない。。
本当にめずらしくいまいち楽しい感じがしないのは、
この蒸し蒸しとした暑さのせいかもしれない。。
通り沿いに並ぶ、何軒かのおみやげをひやかしつつ、
とりあえず、主な教会をまわってみることに。。
セー教会は、とても大きくてまぶしいくらい真っ白。
周りには、きれいな公園があって、のんびりした雰囲気。
ギラギラ照りつける太陽の陽射しを避けて、
木の下のベンチで、一服。。。
それから、さらにセントロの中心部へ。
銀行なんかが並ぶごちゃごちゃした通りの中に建つ、
異色なピンク色の建物は、アルトゥール・アゼベド劇場。
劇場っていうから、もっと大きい建物を想像してたんだけど、
意外と小さくて、こぢんまりとした感じ。
中へ入って見学も出来るみたいだから、
そこまでの意欲もわかず。。。
次に向かったのは、カルモ教会とカルモ広場。
青い空に良く映える大きな教会の前には、
露店が並んでいたりして、活気のある雰囲気。
このカルモ教会前の大通りをまっすぐ歩いていくと、
そこはもう、普通に服屋さんとか、雑貨屋さんが並ぶ生活エリア。
ごちゃごちゃした市場なんかがあったりして、
生活感があふれる活気あるエリア。
おっちゃんたちがのんびり立ち話をしてたり、
店前で客引きをする声が飛び交う。
そんな中、サンルイスらしさを演出してたのが、
あちこちで見かける、かわいいタイル模様の信号機。
サンルイスで何が気に入ったって、一番は、この信号機かも。
市場あたりまで来たところで、少しずつ雲が出てきて、
一雨きそうな雰囲気になってきたので、、
ゆっくりと歩いて、宿の近くまで戻っていく。
このとき、来た道とは違う道を通ったんだけど、、
ケンカなのか、事故なのか、、よくわからないけど、、
頭からものすごい血を流した人がいて、、
めっちゃ怖かった。。。それもひとりで座ってるし。。。
周りにいる人も遠巻きから眺めるだけで、、
近くでは、なんか叫び声が聴こえたりして、、
怪我した人も心配だけど、、なんせ、、怖くって、、何もできず。。。
周りに人もいっぱいいたし、、大丈夫だと思うけど、、
いったい何だったんだろう。。。
さすがにちょっと怖かった。。。
そわそわしたまま、とにかく一旦宿に戻って、少し休憩。
しばらく休んで、落ち着いたら、、
すぐ近くで開き始めた屋台を観にいってみることに。
、、、と思ったら、、出てすぐに大雨が降ってきて、
雨宿りに入ったお土産物屋さんから、なかなか出られず。。
雨があがったところで、屋台でタピオカとコーヒーをいただいて、
早めに宿に戻って、、シャワーして、就寝。。。
と思ったら、、割れた窓から通りの音が筒抜け。
そんなうるささと、蚊に悩まされ、、あまり寝られず。。。
やっぱり、ここは今日1日だけで充分だ、、と再認識。
宿が違っていて、もう数日いたら、
もっともっとこの街のいいところがわかったかもしれないけれど、、
どうも、、私とはしっくりこなかったサンルイスの街。。
こんな風に感じた街って、、本当に久しぶりかも。。。
次のベレンに期待!