日本人移住地のあるトメアスーへ突撃訪問。
朝、ベレンの宿に荷物を預かってもらうと、
小さなリュックひとつで市バスに乗ってターミナルへ。
トメアスー行きのチケットを買うと、待ち時間にネットカフェへ。
ターミナルにあるネットカフェは久々に自分のPCがつなげた!!
ベレンの街中だと、どこもラップトップをつながせてくれず、、
その上、日本語の表示すらできないPCばかり。。
快適なネット時間を過ごして、トメアスー行きのバスに乗り込んだのは、お昼12時。
トメアスーについては、サルバドールにいるときに、
カナディアンのカポエリスタ、ランギから聞いていて、
彼女の友達がトメアスーに住んでいるから、会えたら楽しいかな??
と思ったのが、きっかけなんだけど、、、
残念ながら、ちょうどそのお友達はフランスへ旅行に出かけてしまい、
結局、何の情報もないまま、、こうやってバスに乗り込んでしまった。。
トメアスーは、ベレンからバスで5時間のところにある小さな町。
日本人移民が入植し、胡椒の生産で発展した町。
それくらいの大まかな知識しかないまま、、
ホテルがあるのかもわからないまま、、バスに揺られる。
バスは途中、バスごと川を渡る渡し舟に。
川の上は風がとっても気持ちよくって、
アマゾン河下りもこんな感じなのかなぁ、、
なんて、少し未練がましくアマゾン河に思いを馳せたりしながら、、
のんびり川を渡る船からの景色を眺める。
そして、また走り出したバスの中、
隣のおじさんが話しかけてきたので、トメアスーに行く、
というと、「あー、日本人がいっぱいいるところ。じゃあクアトロ・ボカだよ」と。
「ん?クアトロ・ボカ??」と、、なんのことかわからない私。。
よくよく聞くと、トメアスーは普通の街で、
そのトメアスーの先、2kmほどのところに通称クアトロ・ボカという、
小さな町があって、そこに日系人の事務所やら農協やらがあるという。
そのおじさんもその「クアトロ・ボカ」へ行くというので、
その言葉を信じて、一緒にクアトロ・ボカへ行くことに。
トメアスーの町をすぎて、また何もないところを走りぬけ、、
クアトロ・ボカの町に夕方5時ごろ到着。
日系の協会前でバスを降りると、おじさんに連れられて、
すぐ前の農協にいる日系人に引き合わせてもらい、
その日系人のおじさんに、「向かいの協会の事務局長にいろいろ聞くといいよ」と教えてもらう。
そして、協会へ行ってみると、、旅行者なんて、ほぼ来ないらしく、、
「何しにきたの??」的な雰囲気だったけれど、
それでも、とっても親切にいろいろ教えてくれて、
とりあえず、日系人の経営するホテルを紹介してもらう。
ホテルはめちゃめちゃ綺麗な部屋で冷房つき。
ただし、、私の普段の予算からいうと、すっごく高い70Rs。
とはいえ、、せっかく紹介してもらったんだし、、
ここまで来たんだから、少しは日系人の人に話しも聞きたい、
ということで、贅沢にもこのホテルに滞在することに。
荷物を置くと、さっそく町へ。
とりあえず暑くて、疲れたので、、アイスを食べて、、
それからぶらぶら街を散策。
とはいっても、町自体に特にみどころはなくって、
小さな町には、日系人の姿をたまにみかけるくらいで、
ほとんどはブラジル人の人たち。あまり移住地に来た実感はない。。
協会の事務所には、資料室もあるというので、
明日は、資料室を観にいってみようかな。
にしても、バスで隣に座りあわせたおじさんのおかげで助かった。。
そうじゃなかったら、トメアスーの町でバスを降りて、、
何にもわからないまま、、普通の小さな町訪問で終わるとこだった。。。
どうなることやら?のトメアスー滞在。
明日はがんばっていろいろ聞いてみよう!