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~旅たび、世界へ!~

Toro Toroへ大冒険のバス旅!?

恐竜の足跡や美しい渓谷や洞窟があるというToro Toroという小さな小さな町へ。

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ヘンリックからToroToroという街のパンフレットを見せてもらい、、
とっても面白そうな見どころがいっぱいだったので、
私も便乗して、一緒に行ってみることに。

 

 

 

夕方6時半発のバスに乗ることにして、、
午前中のうちにチェックアウトを済ませて、荷物を預けると、
夕方までたっぷりある時間つぶしに映画館へ。

新市街(?)にあるシネコンに行ってみると、、
自分が今ボリビアにいるってことを忘れてしまいそうなくらい、、
近代的できれいなシネコンに、多くの人が集まっていた。

水曜は半額デー。
ヘンリックと2人で1人分の料金20ボリを払って、
「Llubia de Hambrugesa」(直訳すると、、ハンバーガーの雨)という、
アニメ映画を観ることに。
ヘンリックはスペイン語がまだ得意じゃないから、
英語にスペイン語字幕ってのを探したけど、なくて、、
結局、わかりやすそうなこの映画を観ることに。

映画はなかなかキュートで面白かったです。
子供向けだけど、、まぁ、普通に楽しめる感じ。
まわりのボリビア人の反応もいちいち面白かったし。

そして、夕方のんびりとToroToro行きのバス乗り場へ。
が、、席が満席。。

でも、、そこはボリビア。
最終的には、どうにか無理やり2人分の席を確保。
無事(?)ToroToroへ向けて出発。

バスにはジュラシックパークのプリントがあったりして、、
なかなかユーモアのセンスもあるじゃないですか。

わくわくしながらも、、現地の人と荷物でいっぱいの窮屈なバスに乗って、
悪路で名高い(?)ToroToroへ向かう。

ToroToroはスクレ州になるらしいんだけど、、
コチャバンバからしか道はなく、、それもかなりの悪路。
6時間前後かかるらしくて、、到着予定は深夜12時~1時。
バスも毎日じゃなくて、決まった曜日の同じ時間に3台一斉に走る。

走り出したときは、「そんなにひどくないじゃん」なんて思ってたんだけど、、
途中で雨が降り始めると、、その「悪路」の意味を充分に理解することに。。

だって、行く先、行く先、工事中なのか、修復中なのか、、
石が散乱していて、、それをいちいち人の手でよけながら走っていく。
さらに進んでいくと、、小さな車が立ち往生。
泥沼にはまって、スリップして動かなくなっている。。

その車とわれらがバスをロープで結び、、
バスがバックして、引き上げる。。
そうやって道をふさいでいた車を横目に、
先を進んでいくと、、そこは大きな川。。

雨が降ってなければ、、きっと道があったんだろうけど、、
一番前に座ってる私の目に飛び込んでくるのは、
まぎれもない大きな川。濁流。

そんな濁流を超えて、、何度もスリップしながら、、
どうにか向こう岸に上りつく。。
きっと、、あの小さな車は、、川を越えられないだろうなぁ、、
なんて、、心配しつつ、、バスはさらに先へ。。

そうやって、いくつかの川を越えて、、
窮屈なバスにぐったりしつつ、、目の前に広がるダイナミックな川越えにドキドキしつつ、、
どうにかトロトロの街に到着したのは、、夜中の1時近く。

目の前にあったホテルに入ると、、
トイレはびっくりするほど汚く、、部屋にはカーテンがなく、、
一度扉を閉めると、外から押してもらわないと開かず、、
ホテル中の部屋を見るも、、酷い部屋ばかり。。

とはいえ、、この時間に他の宿に移動する気も起きず、、
とりあえず、、一番マシな部屋のベッドに倒れこむ。。

いやぁ、、なかなか面白いことになりそうなToroToroの旅。
楽しみです。。