今日から、20代最後の1年が始まった!!
朝8時に車がホテルまで迎えに来てくれることになっているので、
それまでにシャワーして、洗濯して、、身支度を整える。
時間通りに来た車には、私ひとり。
空港までは約10分。運転手のおじさんといろいろ話をしながら、向かう。
小さな空港について、カウンターでCheck In(?)を済ますと、
Inpuesto(空港税)20ソルを担当窓口で払う。
そして、またカウンターに戻ると、、10分後にフライトだという。
あわてて、、NCトラベルのおばちゃんから聞いていた通り、
ただで酔い止め薬をもらうべく、医務室へ。
10分後に乗るってのに、、効くんだろうか?
まぁ、気の持ちようだし、せっかくもらったのでそれを飲み込み、
戻ると、もう搭乗口に呼ばれる。
他に、日本人の男の人2人(多分、カメラマン)と私、
パイロットを入れて4人乗りの小さなセスナに向かう。
日本語を少し交えながら、英語で簡単にフライトの説明を受けて、
8時半には、セスナでの地上絵フライトが始まっていた。
昨日のおばちゃんの説明だと、、待ち時間があったりするかも、、
ということだったんだけど、、まぁ、、そこはペルー。
早い分には問題ない。
ヘッドホンから聞こえてくる英語の説明を聞きながら、
ゆっくりと、、でも、かなり角度をつけて旋回しながら、
それぞれの地上絵を見ていく。
くじら。(左下)
ハチドリ。
地上絵もさることながら、、空を飛んでるっていうこの感覚、
そして、、この壮大な景色にワクワクしっぱなし。
慣れないデジカメに悪戦苦闘しつつ、、
英語と日本語が入り混じった、聞き取りづらい説明に耳を傾けつつ、、
地上絵を見つけては、「わぉ。」とため息。
これはオウム。見えるかな?
ミラドールのそばには「手」と「木」、2つの地上絵。
初めてのセスナ、見たこともない景色。
もう、なんだか圧倒されるわ、感動するわで、いっぱいいっぱい。
刻々と変化をみせる景色は本当にすばらしくて、、
地上絵の合間も気分は高揚するばかり。
パルパの地上絵「星」。
そして、「コンドル」。(左下)
後から知ったんだけど、パルパの地上絵フライトには許可がいるらしく、
許可を持っているのは、aero condorのみらしいです。
事前に説明のあったすべての地上絵を見終わって、
高度を少し上げて、Nascaの町へと戻っていく。
あっという間に町が見えてきて、、
最後にパレドネス遺跡上空を旋回すると、
50分にわたるフライトもまもなく終わり。
Nascaの町がどんどん近くなっていく。
無事、空港に到着。
酔い止めのおかげか、もともと酔わなかったのか、、
パイロットの操縦がよかったのか、、気持ち悪さはまったく感じず。
本当に素敵な空の旅を満喫できました。
宿まで送ってくれる車を待つ間に、地上絵に関するビデオを鑑賞。
ナスカ地上絵フライトには、「がっかりする」なんて噂もあるけれど、、
私としては、本当に大満足の1時間弱でした。
35分と聞いていたけど、結局50分以上乗せてくれたし、
パイロットの説明もとっても親切だったし、地上絵もちゃんと見れた。
一番のお気に入りは「宇宙人」。(中央左)なんか『ガチャピン』みたく見えるのは私だけ?
そして、空と、見下ろす景色に感動。
最高のバースデー・フライト。
幸せです♪