チリからアルゼンチンへ国境越えのバスの旅。
のんびり過ごしたプエルト・バラスを出て、
バスは一路、アルゼンチンのバリローチェへ向かう。
快適なバスに揺られて、うとうとしつつ、、
目を覚ますたびに変わっていく景色にうっとり。
たくさんの山々、そして、たくさんの湖。
いくつ山を越えて、いくつの湖の周りを通り過ぎたんだろう。。
途中、チリ側のイミグレではんこをもらい、
またしばらく走って、今度はアルゼンチン側のイミグレではんこをもらう。
なんだか、違う国に入ったっていう感じがしないくらい、
とっても簡単な国境越え。
そして、バスはどんどんバリローチェへ進んでいき、
途中、かわいい小さな町を通り過ぎたりして、、
期待を膨らませながら、またうとうと。。。
にしても、、本当に素敵な景色。
プエルト・バラスを出てから、約6時間半。
バスはバリローチェのターミナルに到着。
ターミナルにATMくらいあるだろう、、と思っていたらなくって、、
タクシー乗り場でひとりだったオーストラリア人のカレンに声をかけ、
一緒にタクシーをシェアしてセントロへ向かう。
カレンはスペイン語がまったく駄目、、ということで、
そのまま一緒に宿探し開始。。
、、、が、、見つからない。
どこへ行っても、『No hay lugar(満室)』。
22キロもあるバックパックに重いサブバッグ。
既に8時を過ぎて、涼しくなっているバリローチェの街。
だけど、、私たちは歩きすぎて、汗が。。
10軒以上回っても、ドミのベッドひとつ空いてない。。
だけど、道を歩いている人に「宿はないか?」と聞くと、
みんな本当に親切に教えてくれる。
そして、1軒の宿でベッドが1つ空いているという。
その上、別の通りに宿がたくさんあるということで、
そこを見に行っている間、荷物を預かってくれるという。
もし、どうしてもなかったら、2人で1つのベッドをシェアすることに。。
その宿密集エリアSaltaという通りには、
本当にたくさんのHostelがあって、ここなら、、
と思ったんだけど、、どこも満室ばかり。。
ようやく1軒見つけたところにカレンは決めて、
私は、荷物を置かせてくれた宿にすることに。。
そうやって、ようやく宿が決まったのはもう夜10時過ぎ。
なんと、、2時間近くも宿探しをしていたことに。。
カレンと「よかったねー。また会おうね!」と別れ、、
どうにかベッドを確保した私は、そのままベッドへ。。
バスの中がちょっと寒かったからか、、
吐き気がするくらいの頭痛がして、、ほんと、、しんどかった。。
いやぁ、、ハイシーズンのパタゴニア。。
あなどれないです。。ほんと。。