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~旅たび、世界へ!~

スリル満点!アトラクション★ para Pasto

雲の中、切り出したままの激しい道のりを跳ねながら走っていく。

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San AgustinからPastoまでの道のりは、最高の景色とスリル満点!アトラクションのようなエキサイティングな旅。

 

 

 


宿を朝の6時に出て、ゆっくりと町へと降りていく。
朝日でほんのり赤くなったきれいな空を眺めながら、
途中、お気に入りのパン屋でいつものパンを買って、
Pitalito行きのコレクティーボに乗り込む。
とはいえ、、乗り合いなので、他のお客さんが集まるまで、
30分ほど、他のお客さんと話したりしながら、出発を待ち、
車が走り出したのは、6時50分ごろ。。

Pitalitoのバスターミナルに着くと、すぐにPasto行きのバスを探す。
直通の小さなミニバンがPastoまで直行でいけるというので、
ちょっと高い45,000ペソだけど(最初の言い値は48,000)、、仕方ない。
長い時間だし、小さいミニバンの方が快適だから、、と、これに乗り込む。

まずはMocoaという町まで2時間半。
ここへ向かう景色も本当にきれいで、ここまでは道もちゃんと舗装されていて快適。

景色を楽しみつつも、すっかり熟睡。。
Mocoaに着いて、しばらくお客さん集め待ち。
このとき、、生理になってしまったことに気づいた。。
この長時間移動は普通のときでもしんどいのに。。。

人数が集まって、走り出したバスはあちこちで警察の検問を受けたりしつつ、、
どんどんと山へ山へと入っていく。

このあたりはゲリラ出没地域らしく、本当にたくさん警察が張っていた。
IDとかパスポートのチェックがこの旅で計4回あった。
そのたびに、一人外国人の私は、警察官たちの好奇心の的。。
あれこれ必要ないであろう質問を受けつつ、、流しつつ、、
でも、、これによって、安心してバスの旅ができるんだから、ありがたいこと。。。。
と思いつつ、やっぱり現実にゲリラの存在を目の前に突きつけられたようで、、
なんだか、驚く気持ち半分、複雑な気持ちになったのも事実。

MocoaからPastoまでは約5~6時間の道のり。
この道のりがすごかった。。
新しい道と聞いていたんだけど、、確かに、、切り出しただけで、
砂利がざ~っと敷き詰められた道幅は、車2台がぎりぎりすれ違える広さ。
山肌ぎりぎり、崖ぎりぎりに、上ったり下ったり、たくさんのカーブを曲がりながら進んでいく。
途中には何度も、山から流れ出る小さな滝が道に川を作っていて、
そんな水の中をミニバンが水しぶきを上げながら通っていく。

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山肌には苔が生い茂り、崖の下は森や川。
圧倒的な大自然の景色に、移動の疲れも眠気も忘れて、
ただただ「崖に落ちませんように、、」なんて祈りながら、身を乗り出して進む道を見つめる。

改めて、、自分が乗ってる車を確認してみるけど、、やっぱり普通のミニバン。。
あんまり車に詳しくないので、よくわからないんだけど、、
でも、どうみてもかっこいい四駆の自動車CMみたいに、、
水しぶきを上げて、川を渡るような車ではない。。。

久々になんか興奮のバス移動。
ジャマイカの車のスピードのありえない速さもすごかったけど、、
グアテマラのチキンバスの恐ろしい古さとスピードと山道もすごかったけど、、
でも、、、これまたすごい!!とにかくすごい。

景色の素晴らしさに、車が進む様のダイナミックさ。。
この旅の移動の中で一番かも。
怖いっていうより、わくわくする。楽しい。息がつけない。
遊園地のジェットコースターとか、、そういうのにも全く負けないアトラクション。

長くて、辛い移動なんだけど、、最高に楽しかった!!

実際、、生理痛で頭いたいわ、、調子悪いわ、、トイレはないわ、、で、
結構大変だったことは大変だったんだけど、、
でも、長さを感じさせないくらいすごいバスの旅でした。

Pastoに着いたのは夕方の5時近く。
くたくたでタクシーに乗って、宿に。

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最後の力を振り絞って、ご飯を食べにいって、、
あったかいシャワーを浴びて、もう、、ぐっすり。。

明日はちょっと休憩だな。。
とりあえず、、疲れと生理痛を癒すとします。。
で、元気になったら、少し町を歩いてみようかな。
なんだか、活気のある楽しそうな町です。

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余力があったら、近くにある美しい湖にも行ってみたいし♪