充実の一日。。その締めくくりのミニバスで・・・。
Lima5日目。
コロンビアのメデジンで知り合ったアルゼンチン人でペルー在住のウォルターに電話。
月曜に電話したときには、木曜くらいに出張から帰ってくる、、とのことだったので、
金曜の朝電話をして、夜、一緒にアルゼンチン料理を食べにいくことに。
朝は、買い残していたアクセサリーグッズを再度買いに出かける。
とにかく安い!!そして、量も種類も豊富!!!
これは買っておくしかない!!ということで、、
本当にちょっと狂ったように買い物をしてしまい、、
既に破裂寸前だったバックパックに入るはずもなく、、
これから、一体どうやって旅を続けていくのやら、、
わかっていても、、止まらない。。。
お昼ごろに宿に戻って、軽くそれらを選別したら、、
フェデリカを誘って、一緒に中華街へ。
ここで入った中華料理店が本当に素晴らしかった!!
私は結構なんでもそこそこおいしければ、大して文句も言わずに食べるけど、、
フェデリカはなんせグルメなもんで、、味や火の入れ方、、はてはサービスに至るまで、、
毎回、レストランで食事をするたびに、嘆き悲しんでいる。。
まぁ、、ペルーだし、、仕方ないってこともわかってるんだけど、、
どうも、言わずにはいられないみたい。。
それに比べて私は、、食事って、、おいしければもちろん嬉しいけど、、
まぁ、ちょっとくらいまずくても、、とりあえずお腹がいっぱいになれば、、
ってなもんで、、日々の食事にまでグルメを求めたりはしないし、、
安いし、、ペルーだし、、まぁ、、いいか。。って思っちゃうんだけど、、
さすがグルメなフランス人。。そんなちょっとした違いもなかなか面白い。。
でも、そのフェデリカも驚くほど、その中華レストランはおいしくて、
サービスもすっごく行き届いていて、、2人で感動!
大衆的なレストランなのに、チップまで置いてきてしまったほど。
フェデリカは久々にPavo(ターキー、七面鳥)を食べてご満悦。
私もおいしいおいしい懐かしい中華料理の味に舌鼓を打ち、
お腹いっぱい、幸せいっぱいでお店を後にして、、
それからも、2人で中華街のスイーツショップでお買い物。
ゴマ団子やら、せんべいやらを食べながら、、
お腹いっぱいといいながらも、中華街を大満喫!
それから、エスプレッソを飲みにフリオの店によって、
ちょっとお腹を落ち着けたら、今度はスーパーへ。
アクセサリーグッズを収納するためのグッズをしこたま買い込んで、
宿に戻ると、もう夕方4時すぎ。。
ウォルターとの約束は夜8時にミラ・フローレス。
結局、宿で準備をして、出かけたのは6時を過ぎたころ。
バスのある大通りまで歩いていって、ミニバスに揺られること30分。
5日目にして、初のミラ・フローレス到着。
本当はちょっと歩いてみたりしたかったんだけど、、
結局、約束の時間まで少し公園や町を歩いたくらい。
でも、、雰囲気はまったく旧市街と異なる。
ネオンがひかり、欧米人の好きそうなバーやレストランが建ち並び、
ブランドショップやきれいなお店のショーウィンドウを眺めていると、、
ここが本当にPeru??というくらいの華やかさ。
8時ごろちょうどに言われていたレストランに到着。
ウォルターの故郷アルゼンチンのレストラン。
ここで、ビールを飲みつつ、、アルゼンチン料理といえば、、、の
肉、肉、肉。
とにかく肉。ステーキにチョリソーにミラネサ。
本当においしい!!んだけど、、肉すぎる!!
いろんな人から聞いてはいたけど、、アルゼンチンでは肉がおいしい。
というか、、肉しか食べない!と言っても過言ではないくらい、肉を食べる。
ウォルターといろんな話をしながら、アルゼンチンの旅のルートを考えながら、、
2時間くらいゆっくり食事をして、、ご馳走になって(めちゃめちゃ高かったのに、、)、
ミラ・フローレスの町を少し案内してもらいながら歩いて、、
帰りのバスに乗ったのは、夜11時すぎ。
来るときと同じルートのバスに乗ったんだけど、、
このバスがすごかった。
あまりにものんびり進んで、客寄せをしようとするバスの運転手に、
途中から、客が騒ぎ出して、「信号青だろ!進めよ!!」
「こんなに席が埋まってるんだから、もう充分だろ!」
「足りないなら、払ってやるよ!だから、さっさと進めてくれ!」
なんて声があがりはじめ、、それを無視する運転手にお客のおじさんの1人がぶち切れ。
取っ組み合いのけんかになり、、しまいには、、ミネラルウォーターの水を運転手めがけてかける!!
興奮していく人、「落ち着いてよ、、とにかくみんな無事に帰りたいんだから、、」となだめる女の人、
くすくすと笑って、その光景を楽しむ若い女の子たち。。
私は、、自分の目的地が近づいているので、、
ちゃんと降りれるのかそわそわ。。。
ここで降りなきゃ!と「降ります!」と言うと、、
今まで騒いでいた乗客たちが、、「だめだよ!!ここは危ない!」と一斉に。。
「え??」
でも、、ここから乗ったし、、ここから帰るしか、、と言っていると、
「どこへ行くんだ?」「それなら、あっちがいい」「いや、あっちの方がいい」、、と、
みんなで私の降りる場所を考えてくれる。。
小さい小さいミニバスの中、、20人くらい乗っている乗客たちが、、
今度は私の降りる場所について、話し合ってくれている。。
あっけにとられつつ、、そこから少し行った場所(乗ったところよりホテルに近い場所)で降ろしてもらい、、
「その先から、タクシー拾うんだよ!!」とみんなに見送られ、、バスを降りる。。
結局、、本当に近くで降ろしてもらえたのと、、警察官がいっぱいいたのが見えたので、、
注意深く確認しつつ、、歩いて宿へ。。
宿にたどり着いたのはもう夜中の12時。。
このミニバスでの30分くらいの時間に、、
ほんと、、いろんなドラマが!!
このドラマチックなミニバスの旅を、寝る前の一服をしていたフェデリカを捕まえて、、
興奮しながら、、話をして、、2人で大笑い。
話を聞いてもらって、少し落ち着いて、、満腹すぎるお腹を抱えながら、、眠りに。。
本当に飽きることなく、いろんなことが起こっていくLimaでの日々。
毎日「明日かあさってには出る」と言いつつ、、なかなか出れません。。
もうしばらく、この街を楽しんでみようかな、、と思っています。
というか、、ちょっと休憩もしないと・・・。