Free and Easy

~旅たび、世界へ!~

自転車でラノ・カウで夕日で感動。

2010年、初泣き。

f:id:soutdoors:20170411112700j:plain

怒涛の年越しを終えて、一日のんびりしたら、
3日には、ひとり、自転車を借りてみました。

 

 

自転車でイースターを回りたい!ってのは、
最初っから考えていたし、Rano Kauという火口湖は、
ぜひ、自転車で行って、ひとりで観たい!と思ってました。

みんなでわいわいっていうのもすっごく楽しいけど、
自然や遺跡はやっぱりひとりで浸りたい。

夕方から自転車を借りて、いざRano Kauへ!

さっそく、方向を間違えて突っ走ったりしつつ、、
方向修正をして、、Rano Kauへ向かって自転車をこぐ。

f:id:soutdoors:20170411112721j:plain

町を抜けると、、すぐに海が見えたり、山が見えたり、、

f:id:soutdoors:20170411112728j:plain

この青い空と海、緑。太陽の光がきらきら反射する感じ。
これだけで、、もう、、トリハダ。

私、、もう1年3ヶ月も旅してるけど、、、
いまだに、、こんな風に感動の瞬間が絶えない。

なんて、、幸せ者なんだろう。。。

幸せいっぱい感じながら、、でも、、上り坂でひぃひぃ言いながら、、
ゆっくりゆっくり坂を上っていく。

f:id:soutdoors:20170411112737j:plain

道は悪いし、、ギアはチェーンがはずれるのが怖くて、変えられないし、、
ちょっとの坂道でも、、自転車はまったくこげず、、
結局、のぼりは70%ひいて、歩いて登ることに。。

トレッキング大好きだし、帰りは楽しい!と思えば、頑張れる。

それに、、この景色!

f:id:soutdoors:20170411112753j:plain

少しずつ山を登っていくと、、眼下に見渡せる海と街。
そして、海に空。

f:id:soutdoors:20170411112759j:plain

素敵すぎる景色とシチュエーションに、、
汗だくで疲れきってるはずの私だけど、、
テンションは上がっていく一方。

誰も自転車で上ってる人なんかいなくって、、
みんな車やバイクですれ違うたびに、「がんばれ!」なんて声をかけてくれる。

そして、、1時間半くらいでついに「Rano Lau」と描かれた看板を発見!

f:id:soutdoors:20170411112808j:plain

自転車にチェーンロックをすると、、
その展望台へ駆け上がり、、、絶句。。

f:id:soutdoors:20170411112816j:plain

言葉なんて、出てこなくって、、
ただただ、、全身で感動。

頭で考えるっていうより、、身体が反応してる感じ。

なんだろう、、気持ちよくふいてくる風とか、
目の前に急に広がった、素晴らしい景色とか、、
そういうのが、、全部、、はまった。

自分でもびっくりするくらい感動して、、
気がついたら、号泣してた。。

f:id:soutdoors:20170411112824j:plain

そのまま、、その展望台で感動にふけって、、
音楽を聴きながら、ぼーっと30分くらい座っていたと思う。

サンチャゴから来たというおじさんに話しかけられ、
さらに奥の方までいけるということなので、
そのまま展望台から、小さなトレイルを歩いていってみることに。

f:id:soutdoors:20170411112834j:plain

火口湖の周りには、トレイルが延びていて、、
途中、途中に、小さな展望スペースがあったりする。

f:id:soutdoors:20170411112841j:plain

このトレイルを歩いていくと、、オロンゴの村落遺跡の入り口がある。

f:id:soutdoors:20170411112847j:plain

きれいな青。そして、空に広がる雲。

f:id:soutdoors:20170411112853j:plain

オロンゴの遺跡を少し散策したり。

f:id:soutdoors:20170411112902j:plain

日が少しずつ傾いてきらきら光る海面をぼーっと眺めたり。

f:id:soutdoors:20170411112908j:plain

本当に幸せな時間。
ゆっくりとまた火口湖の周りを歩いて、、

f:id:soutdoors:20170411112915j:plain

最後の最後まで、、その景色を楽しみながら、、

f:id:soutdoors:20170411112922j:plain

来た道を戻っていく。

離れがたい、、この景色。。

f:id:soutdoors:20170411112928j:plain

大大大満喫の火口湖見学を終えて、
ブレーキをめいっぱい効かせながら、、
穴ぼこだらけの下り道を自転車で走り降りていく。

帰りはあっという間。
ブレーキの握りすぎで、、手がしびれたけど、、
風を切って、走り降りる感覚が本当に気持ち良い!!

街の近くにある鳥人洞窟にも寄ってみる。

f:id:soutdoors:20170411112939j:plain

洞窟の中は暗くて、、なんだか恐ろしい。。

f:id:soutdoors:20170411112947j:plain

でも、、この崖ぎわに波がざざ~ん!って感じ、
なんとなく、地元の日本海の海と似ていて、、
懐かしい気持ちにもなったりする。。

f:id:soutdoors:20170411113005j:plain

近くでつりをしてる親子と話をしたりしつつ、、
一旦、宿に戻って、ビールを1本飲んだら、、
次は、夕日を観に町の北にあるモアイ Ahu Tahaiへ。

みんなが夕日を観に来るポイントから、
さらにもうちょっと奥にぽつんと立つモアイを見るべく、
草むらの中を自転車で走っていく。

f:id:soutdoors:20170411113015j:plain

もう少しずつ暮れ始めてきている日ざしが、
その黄緑の草に反射して、、まるで黄金の原っぱ。
なんか、、びっくりするくらい完璧な雰囲気。

ちょっと素敵すぎて、、こわいくらい。

どんどんと日は傾いていって、、

f:id:soutdoors:20170411113027j:plain

少しずつ、、空が赤味を帯びていく。

f:id:soutdoors:20170411113036j:plain

真っ暗になると、、足元も見えなそうなので、、
少しずつみんなのいる夕日ポイントへ戻りつつ、、
ひとり夕暮れ時の空を楽しみつつ、、歩いていく。

f:id:soutdoors:20170411113043j:plain

草むらに反射する太陽の光が好き。

f:id:soutdoors:20170411113102j:plain

海に延びる太陽までの光の道が好き。

f:id:soutdoors:20170411113109j:plain

そして、、ちょうど、、モアイのそばに着くと、、
真っ赤な太陽がモアイの後ろ、海に沈みはじめた。

f:id:soutdoors:20170411113119j:plain

眩しすぎて、観ていられないくらい、、
オレンジ色の太陽が周りを真っ赤に染めて、、
海に沈んでいく。。

f:id:soutdoors:20170411113128j:plain


最高の一日の終わり。

幸せすぎます。こわいくらい。