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~旅たび、世界へ!~

チチカカ湖。

チチカカ湖に浮かぶ島に暮らす子供たち。

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今日は一日チチカカ湖ツアー(25ソル)に参加。
朝6時50分に宿にお迎えのバンが来て、
その車がいろんなホテルを回って人を乗せると、
船乗り場へ向かっていく。

曇り空の中、快適なボートはのんびりと出航。
今日のツアーの説明やチチカカ湖の説明、
そして、これから訪れる島々についての説明を受けながら、
1時間ちょっとで最初の島に到着。

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最初の島は、ウロス島。
トトラと呼ばれる葦を積み重ねて、湖に浮かぶ『浮き島』。

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実際に見るまでは、いまいち『浮き島』のイメージがわかなかったんだけど、、
ツアーガイドがその島の仕組みを説明してくれる。

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トトラの根っこの塊の上にトトラの葉を積み上げていて、
このトトラの葉は、かなりの頻度で新しいものを上から重ねているとか。
なんだか、不思議な感覚。。

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説明が終わると、しばらくの自由時間。
というか、、この小さな島の人たちのすごい売り込み。

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もはや観光で成り立っているこの島の人の生活。
政府がこの島の生活や文化を守っていて、
観光事業にも力を入れているというのは、わかるのだけど、、
あまりの商売っ気に、、ちょっと違和感も。。。

もちろん、理解はできるんだけど、、
これが本当に良い形なんだろうか、、と考えてもしまう。

島の子供たちと話していても、、
写真撮って何ドルだ、手書きのらくがきを何ドルだ、、
ということを口々に言ってきて、、
なんだか、、、これはあまり良い影響とは思えないんじゃ、、
と、、ツアーに参加しときながらも、すこし心配に。

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もちろん、、お金がものを言う現代では、
結局、お金が必要なのだし、、悪いことだとも思わないのだけど、、
昔からの生活様式は、もっと自然なものだったんだろうし、、
今、こうやって観光事業が盛んになって、お金が入ってくるようになって、、
なにか、、失われてしまっていくものも多いんじゃないんだろうか。。
どうしても、、そう思わずにはいられない。。

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こういうとき、、友達とかと一緒だったら、
もっと楽にあしらったりできるんだけど、、
苦手なんだよねー、、こういうの。いまだに。
ま、いらないものは買わないけど。

そうやって、島を各自まわったら、
トトラで出来た舟に乗って、別の島まで行くという。
そこはオプションで、島の人たちの生活のために10ソルだとか。
別に払って乗ってもよかったんだけど、、
あまり興味もわかず、、そのままひとり島に残ることに。
(他の客はみんな乗ってしまった。。。)

その客を乗せた船に向かって、
お別れの踊りを披露したりしてるんだけど、、
なんか、、私ひねくれてるのか、、、
どれもこれも何にも心が通じてない、、って感じがしてしまう。。

この景色とか、風景とか、

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生活の様子とか、、

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とっても興味深くって、美しいんだけれど、、
なんとなく、、奇妙な感じがぬぐいきれない。。

ペルーの観光事業って、、マチュピチュとかクスコでも感じたけど、、
ちょっと何かがずれてしまってないだろうか、、と思ってしまう。
まぁ、、どういう形が一番良いのかは、、わからないけれど、
こういう事業って、、本当に難しくて、奥深いんだろうなぁ。
って、、そんなことに興味を覚えたりしながら、、
『ひとり取り残された貧乏人』みたいな惨めな私、、
相変わらず寄ってくる子供たちのしつこい物売りを交わしつつ、
のんびりと景色を楽しんだり、島の人たちと話をしたりして、過ごす。
でも、この時間が一番、普通に島の人たちと話できたかも。

その後、私はボートに乗って、他の人たちがいる島へ合流。
みんなが乗り込んだら、次は、タキーレ島へ。

朝も早かったので、ぐっすり眠ったりしつつ、、
2時間ちょっとくらいでタキーレ島に到着。

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朝の曇り空がうそのように、、すっきりの青空。

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気持ちの良い陽射しを受けながら、、
島の中心へ向かって歩きはじめる。

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ツアーグループが一緒になって歩いていくんだけど、、
欧米人の太ったおじさん、おばさんたちは、、かなりしんどそう。。

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途中で休憩を挟んで、その人たちを待ったり。。
一軒の民家のようなところで、
その家の人たちが、簡単なダンスを見せてくれたり、

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一緒に踊らされたりしつつ、、、
念願のお昼ご飯。ツアー代金に含まれてなくて18ソル。
この雰囲気、当然ここで食べるしかない、、って感じ。
まぁ、いいけど、、なんか、気持ち悪いツアーだな、、
なんて思いつつ、、トルーチャ(マス料理)をいただく。

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味はまぁおいしいけど。。。ペルーの相場からしたら、高すぎ。

食事を終えて、少ししたら、
島の中心にある広場へ向かう。

プエルト・リコ人のおじさんと仲良くなって、
いろんな旅の話をしたりしていると、、
そのセントロでの時間もあっという間に終わってしまい、、
結局、、セントロでは、何も見てない・・・。

帰り道もそのおじさんルイスとアメリカ人のおばちゃんと、
いろんな話をしながら、ボートへ向かっていく。

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ボートは、3時間くらいかけて、プーノの港へ。
プーノに着くと、雨がぱらついていて、寒い!

またそれぞれのホテルまで送迎してもらって、
仲良くなったみんなとも別れ、宿へ。

楽しかったんだけど、、
なんとなく微妙。。

そんなツアーでした。

まぁ、いろんなことを考えることができたし、
いろんな国の人と旅の話をするのは、楽しかったし、
なんせ安いツアーだったんだから、仕方ないとします。

いろんな意味で、良い経験になりました。