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~旅たび、世界へ!~

丘の上に登ってみれば

Ciudade Historico。旧市街の街並みはとってもかわいい。

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昨日は、、なんと雨。。。
このあたりは雨が少ないと思ってたんだけど、、
と、、すっかり意気消沈して、、のんびり。。
それでもお腹はすくので、ごはんを食べにいったり。
この辺は、レストランが多いからか、値段もお安め。
安くておいしい料理を食べて、元気を取り戻したり。

そんな充電日を経て、今日は快晴!
洗濯ものを干したら、早速、おでかけ。

まずは港の方までぶらっと歩いてみることに。
港というか、、南の端にある川を渡る船乗り場まで、
海沿いの道を、のんびり歩いていく。

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やっぱり晴れの日はいいなぁ。
雨の日って、どうしても外に出たくなくなるし、、
なんか気分もブルーになってしまう。。。
特に、こんな海辺の街は、青空の下、
さんさんと降り注ぐ太陽の光を浴びて、、
っていうのが、なんといっても、良い。

もうお昼近いというのに、お店はほとんど閉まっていて、
多分、夕方から開くんだと思うけど、、
夜のにぎやかな雰囲気とは一転して静か。

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のんびりお散歩を楽しんでから、セントロに戻ると、
お昼ごはんを食べて、腹ごしらえを済ませ、
次は丘の上にある旧市街へ行ってみることに。

ロータリー近くにある階段を登っていくと、、
きれいにひろがる海岸線が見渡せる。

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1500年ポルトガル人の航海者カブラルが、
このポルト・セグーロの地に上陸し、
ポルトガル領を宣言したのが、「ブラジル」のはじまり。

そして、ブラジルで最古の居住区があったのが、
このシダージ・イストリカと呼ばれるところ。

広く海岸を見渡せるこの場所には、
かつて監視台が置かれていたという。

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今では、鳥の声と海風に揺れる木々の音だけが聴こえる、
とっても、穏やかで静かな場所。

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この海のはるか彼方、ポルトガルから、
この地に初めて上陸したカブラルは、
いったいどんな旅をしてきたんだろう?

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大航海時代、次々と世界を広げていった人たち。
何を思いながら、旅を続け、
たどり着いた場所で何を考えたんだろう?

これだけ世界中に人が暮らし、
ガイドブックをもって旅をする今でも、
はじめて行く場所はどきどきするし、わくわくする。

未知の世界へ旅に出る気持ちって、
こんなものとは比べものにならないくらいの覚悟とか、
勇気が必要だっただろうし、、
何より、すごくわくわくしたんだろうなぁ。

高台に吹き抜ける気持ち良い風にふかれながら、
いろんなことに思いを馳せながら、、昼下がりのお散歩。

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旧市街の中にはお土産物屋さんが集まる場所もあって、、
といっても、、今はオフシーズン。。
とりあえず開けてる、、といった雰囲気で、
いるのは現地の人ばかり。

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でも、まぁ、そんなゆる~い雰囲気が、
この静かな小さな町にまた合っていて、
この穏やかな空気は、本当に落ち着く。。

小さくてかわいいカラフルな家がならんでいたり、
そんな家の前にドンキーがつながれていたり。

海岸沿いのセントロの活気ある雰囲気とはまた違って、
ここにはゆっくりとした時間の流れが心地良い。

まるで、別の街に来たかのような感覚。
すっかりお気に入りです。