まだまだたくさんの謎が残るマチュピチュ遺跡。
ワイナピチュ、ウチュイピチュから下山すると、
もう11時を過ぎた時間になっていた。
きれいに晴れたその空の下、マチュピチュの遺跡をめぐってみる。
インカ文明の古代都市マチュピチュ。
その建造の目的や歴史はまだ多くの謎に包まれているという。
アンデス山中の急峻な2つの山頂にはさまれた山尾根、
しかもウルバンバ川からの比高が約600mの高地(標高2500m)にあるこの都市。
角石を丁寧に積み上げて作られた神殿跡や、
この急斜面にきれいに作られた段々畑。
否が応でも、、「なんで?」「どうして?」と、、
好奇心がかきたてられてしまう。
ジャングルの山の中に隠れていたこの都市には、、
いったいどんな人たちが暮らして、どんな生活をしていたんだろう。
山や自然や動物たちと共に暮らし、
何を信じて、どんなことを考えていたんだろう。。
「神」っていうものの存在を本当に信じたりする方ではないけれど、、
この遺跡を目の前にすると、、
そういうものの存在が感じられるから不思議。
すっかり増えたツアー客の合間を抜けて、
迷路のような遺跡の中を、のんびり歩いていく。
とにかくツアーの団体客がたくさんいて、、
あっちこっちでガイドが大きな声で説明したり、
それを聞いてるのか聞いてないのか、写真撮影に夢中になる人、
他の人の迷惑も気にせず、座り込んで休憩する人。。
こんなに団体客を見たのは久しぶり。。。
みんなそれぞれ事情は違うんだろうけど、、
団体になると周りが見えなくなるって、、結構あるんだな、、
と、、あらためて実感しました。。
日本人の団体ツアーも本当にいっぱい。。
途中、ツアーガイドか引率の人に「皆さん集団行動ですから、勝手な行動はしなように!」
なんて言われちゃったりしていて、「あぁ、日本人だな」と思ったり。。
それぞれがいろんな想いを持って、ここに来てるんだから、
せっかくの素晴らしい遺跡、、みんなが楽しく見れるといいな。。
そんなことを思ったりしながら、
また入り口を出て、お昼休憩。
食料持込禁止、、って書いてあったから、
持って入らず(みんな結構持ってた・・・)、、もちろんタバコも我慢してたので、、
高すぎるお昼ご飯、エンパナーダ(15ソル※10倍くらい高い・・・)を食べて、
一服したり、ちょっと休憩。
真上に上がった太陽の陽射しはものすごくって、
暑さと疲れで、さすがにちょっとぐったり。。
だけど、、これからまたもう一山越えなければ・・・。