Free and Easy

~旅たび、世界へ!~

La gente muy amable!

山々に囲まれた大都会Medellin(メデジン)までの道のりは、コロンビアの人たちの暖かさに触れる旅となりました。

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Cartagenaの宿を夕方6時前に出て、ターミナル行きのバスを探していると、
近くにいた屋台のおじちゃんや通りがかりのおばちゃんが助けてくれた。

 

 

 


バスが来ると「この子、ターミナルまで!」と運転手さんに告げて、
私がちゃんと乗り込むのを確認したら、満足そうに手を振ってくれた。

バスに乗り込むと満席。でも、近くにいたおばさんが「荷物をこっちに置いていいよ」と、
荷物を足元に置かせてくれたうえ、「どこまで行くの?バスターミナル?メデジン?」
「じゃあ、私がターミナルまで一緒に行ってあげる」と言ってくれた。

そして、少しずつ席が空き始めると、空いた席を近くにいたおじさんが譲ってくれる。
そのうえ、その人もターミナルまで行くということがわかると、
荷物を置かせてくれてるおばちゃんが「じゃあ、この子のことターミナルで助けてあげて」と
そのおじさんに頼んでくれたり、、持っていたカレンダーを「プレゼント」といってくれた。

ターミナルよりも少し手前で降りたそのおばちゃんは足が悪くて、
一緒にいた旦那さんに車椅子を押してもらって、去っていった。
ずっと座ってたから、ぜんぜん気づかなかった。。
それなのに、私のことを心配して、バスターミナルまでついてきてくれると言ってくれていたんだ。。
なんだか、あまりのやさしさに胸が熱くなった。。

そして、一緒にターミナルで降りたおじさんは、
私の荷物を持ってくれて、チケット売り場まで案内してくれて、
「これからは、『ひとりで旅してる』って言っちゃだめだよ。
メデジンにも、ボゴタにも、行く先々に『知り合いがいる』っていうことにするんだ。
もちろん、悪い人ばかりじゃないけど、中には悪い人もいるし、ひとりで旅してることは言わないほうが良い」
と教えてくれて、まるで昔から知ってた親戚のおじさんみたいに私のことを心配してくれた。

冷房が効きすぎる夜行バスで寒さに震えながらも、無事、朝の9時半ごろMedellinに到着。

バスを降りて、荷物を持って、メトロの駅を探そうとすると、
すぐに近くにいた女の人が「何をさがしているの?」と聞いてくれる。

メトロの駅について、路線図を眺めて行き先を確かめていると、
「どこにいくの?」と若い女の子が声をかけてくれる。
行き先を告げると「こっちよ」と一緒にメトロに乗り込む。

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めちゃめちゃきれいで快適なメトロや車窓からみる景色に感動する私に、
それぞれの場所を説明してくれたり、写真を撮ってくれたり。

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「宿の場所、本当にひとりで探せる?一緒について行こうか?」と心配してくれる。
さすがにそれは申し訳ないので、「大丈夫、大丈夫」と遠慮して、
目的の駅でお礼を言って、メトロを降りる。

改札を出て、住所を確認しようとしたとたん、
近くにいた警備員みたいな人が「どこにいきたいの?」と。。
またも、すっごく丁寧にわかりやすく教えてもらって、無事、宿に到着。


みんな本当に心から私のことを心配してくれるのが伝わってきて、
「親切」って言葉では言い尽くせないような『心のあたたかさ』を感じた。

なんて、素敵な国なんだろう。

なんて、素敵な人たちなんだろう。


毎日、コロンビアの人たちのやさしさに触れて、
とっても心があたたかく、おだやかになっていくのを感じます。