荒涼とした砂漠の中にある遺跡。Tucume。
今日は朝から、近くの町、Lambayequeにお出かけ。
目的は、シパン王墓博物館(Museo de Tumbas Reales de Sipan)。
おしゃれな外観の大きな博物館。
入場料は10ソル。だけど、学生証提示で4ソル。
カバンの類は持ち込み不可。カメラや携帯電話も持って入れないとのこと。
入り口の脇にある荷物預かり所で荷物を預け、中へ。
発掘の様子がこまかく説明されていたり、
発掘されたときの状態を再現していたり、とっても見ごたえがある。
展示の最後に、当時の音楽や生活の様子を再現した部屋があって、
模型ロボットが音楽にあわせて動いたりして、、これまたすごい。
とても緻密に造られた人形が、動く様子はまるで本当に生きてるみたい。
そんな楽しい博物館見学を終えて、
ランバイケの町でお昼定食5ソルを食べたら、、
次の目的地、Tucume遺跡へ。
まずはコレクティーボに乗って、Tucumeの町へ。
そこから、Motoと呼ばれる3輪バイクタクシーで遺跡へ行こうかと思ったものの、、
なんか、言い値が「5ソル」とかめちゃめちゃ。
値段交渉もめんどくさいし、歩けそうな距離だったので、歩くことに。
のんびりした雰囲気のTucumeの町。
途中、途中、人にききながら、のんびり歩いていく。
遺跡に向かう道は、とっても気持ちがいい。
きれいな花が咲いていたり、
途中にもピラミッドがあったり、、
歩いても20分くらいの距離。
陽射しは強いけど、、暑すぎず、気持ちいいお散歩。
歩いて正解だったかも♪
景色を楽しんでるうちに、あっという間に到着。
入場料は8ソル、だけど、学生証提示で3ソル。
学生証もうすぐ期限がきちゃうけど、、ペルーでは結構使えそう♪
中には小さな小さな博物館があって、
漫画みたいにその歴史を説明していたり、、と、なんだか可愛い。
遺跡へは、ぽつんぽつんと置かれた白い石を頼りに砂の歩道を歩く。
砂漠の中に忽然と現われる大きな塊がピラミッド。
ピラミッドといわれれば、、そうだけど、、ただの小さな岩山にも見える。
高さの違うざっくりした階段を登ると、、
点在するピラミッドとトゥクメの町が一望できる。
遺跡といっても、、まだ発掘調査中らしく、、
あまり詳しいことはわかっていないみたいだし、
ピラミッドの形がはっきりわかるようなものではないけれど、、
その展望台から見る景色と、吹き抜ける風がとっても気持ちよくって、
誰もいない展望台でのんびり休憩。
訪れる観光客もとても少ないので、静かだし、
この、まさに「遺跡」といった感じの風貌が、私は結構気に入ってしまいました。
こんな砂漠の真ん中にあった古代の世界。
ここに大きなピラミッドと古代の町が広がっていたのかと思うと、、
なんだか、不思議な感じがする。
全然関係ないけど、、似てるともっぱら評判の『銀河鉄道999』のとちろう。。確かに・・・。
ピラミッドをよくよく見てみると、、確かに、ただの岩山ではなくって、
ちゃんと人が作ったような跡が見て取れる。
そんな素朴だけど、なかなか良い「遺跡」見学を終えて、
帰りはMoto(1ソル)で、Chiclayo行きのコレクティーボが走る道路へ。
久々の3輪タクシー。乗り心地は悪いけど、風を切って走るこの感じ、懐かしい。
Chiclayoの町のはずれに到着したコレクティーボ。
セントロまでの道を人に聞きつつ、、歩いていると、
大きな市場に遭遇。Mercado Modelo。
この市場はペルー北部で最大といわれるだけあって、とっても大きい。
活気ある現地のひとたちの掛け声や、道にあふれるタクシーのクラクション。
雑然としたそんな市場をしばらくぶらついて、宿へ。
よく歩いた一日。ぐっすり眠れそう。。